ブログ物件不動産レポート

【初めてでもわかる】倉庫・工場に関係する「用途地域」ってなに?

  • 売倉庫・売工場ブログ
  • 2025-07-03 15:43:41
こんにちは!
今回は、倉庫や工場の購入・売却・建築を考えている方にぜひ知っておいていただきたい「用途地域」について、できるだけわかりやすくご紹介します。

◆ 用途地域ってそもそもなに?
簡単に言うと、「この地域にはこんな建物を建てていいですよ」と決められているルールのことです。

たとえば、住宅街にいきなり大きな工場ができたら、近所の人は困りますよね?
逆に、工業専用のエリアにマンションを建てたら、住み心地が悪いかもしれません。

そんなトラブルを避けるために、都市計画法という法律で全国の土地に「用途地域」が決められています。

◆ 用途地域は13種類ある!
用途地域は全部で13種類ありますが、倉庫や工場に関係があるのは、主に以下の地域です:

■ 準工業地域(じゅんこうぎょうちいき)
住宅と小規模な工場が共存できるエリア。

比較的使いやすく、倉庫や軽作業の工場に向いています。

例:自動車整備工場、小さな物流倉庫など。

■ 工業地域
住宅も建てられるけど、工場を優先するエリア。

中規模の工場や大きめの倉庫もOK。

騒音や振動が多少あっても許容される場所です。

■ 工業専用地域
名前の通り、「工場しか建てられない」地域。

住宅やお店は建てられません。

大きな製造工場や重機を使う業種が多く集まります。

◆ 倉庫や工場を建てる時の注意点
◎ 用途地域によって建てられないことも!
例えば、第一種低層住居専用地域では、工場や倉庫は基本NGです。

◎ 建ぺい率・容積率も重要
用途地域ごとに「どれくらいの広さまで建物を建てていいか」が決まっています。
「広い土地があるから大きい倉庫が建てられる」と思ったら、実はダメだった…ということもあります。

◎ 事前確認は絶対!
物件購入前や新築計画の前には、市区町村の「都市計画課」などで用途地域を必ず確認しましょう。
また、建築士や不動産業者に相談するとスムーズです。

◆ まとめ:用途地域を知れば失敗を防げる!
倉庫や工場は「どこにでも建てられる」わけではありません。
用途地域を正しく理解することで、無駄なトラブルやコストを防ぐことができます。

土地選びや売却の前に、まずは「この場所には何が建てられるのか?」を調べてみてくださいね!

私たちについてABOUT US

あらゆるステージでビジネスを加速する

売倉庫・売工場物件検索サイト 売倉庫ジャパン